お知らせ
八雲祭に向けて茅の輪を設置しています
日時 7月3日
疫病除けのお祭り八雲祭は地域の方々から「天王さま」の名前でも親しまれております。「天王さま」とは牛頭天王の事ですが、力の強さから須佐之男命と同一視され、神社の神様として祀られています。
茅の輪に関しては次のような蘇民将来の伝承があります。
「蘇民将来という者が貧しいながらも神をもてなした。その後疫病が流行するが、その神が正体を須佐之男命であると明かし、茅の輪を授けて、蘇民将来の家族は助かった」というもので、茅の輪は罪穢れを祓う力を持つ事が分かります。
当社では二月に行われる節分祭の日が全ての罪穢れを祓い清める「大祓」の日として古くより大切に伝わっております。それ故、夏越の大祓は行っておりませんが、八雲社のご祭神が須佐之男命であることや、八雲祭が厄災除けのお祭りであることから深い神縁を感じ、八雲社前に茅の輪を設置しております。
八雲社前の「竹の鳥居」と「茅の輪」は氏子崇敬者の方々の手によって丹精込めて作られ、その後、お清めをいたしました。八雲社と茅の輪の力で、更にご神徳が増した神様のお恵みによって、ご健康に過ごされます事を御祈念申し上げます。